お知り合いの染色家の方が
作ってくれた作品を
父に見せる。
「ちょっと藍が薄いかな。
いやでも『絞り』は薄い方が良いんだよね。
ちょうど良い藍にしてるね。
うん。上手だね。」
と、えらそうにコメントしてくれました。
父はいま、鈴虫を育てるのに夢中です。
鈴虫が大量に入った水槽を
いつも足元に置いているもんだから、
つまづいて蹴飛ばすだけでなく、
この間は熱湯のようなお茶を水槽にこぼしたそうです。
ガンバレ鈴虫!!
父は虫が大好きなんです。
愛があるのか殺したいのか謎です。
それが芸術家ってもんです。
芸術家は奇人変人なのだよ!
常人の理解を常に超えた宇宙にいるのさ!
ご
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