桜島に着くと、
バスはまっすぐに「湯之平展望所」へ。
昭和20年代までは
頂上付近まで登山できたそうですが、
今では頂上に行くことは禁止されているとのこと。
この日も天気が良く、
頂上までの山肌がよくよく見えました。
桜島は世界レベルの巨大カルデラなので、
こうして海が入り込む前の大昔は
向こう側に見える高い部分まで
一つの山だったそうです。
ビッグすぎる。
↑この日は本当に空気が澄んでいたらしく、
いつもはなかなか見えないという
指宿の方の山(おそらく開聞岳)が遠くに見えました。
真ん中よりちょっと右側、見えるかな?
↑この麓にある松の森は、溶岩の上に群生したそうです。
大正3年に起きた桜島の大噴火で、
たくさんの民家や郵便局など、一つの町が埋まってしまったそうです。
そう遠くない昔に
この松の森の下には生活があったのかと思うと
なんとも言えない気持ちになりました。
↑なんとも言えない気持ちになっているとは思えないポージング。
一つの町は、たったの2週間で埋まってしまったそうです。
その大正3年の噴火の時、噴煙は18キロも上まで立ち登り
ロシアの方まで灰?が観測されたとか・・・
ビッグすぎる。。。
4月に来た時は何の情報もなく
ふらふらと桜島を訪れ、
それはそれでとても良かったのですが、
ガイドさんからちゃんとした情報をいただきながら
その地を噛み締めるというのも
とても良いなと思いました。
前回、桜島のフェリーに乗ったのに
フェリーの中で売られているおうどんを食べなかった。
と言ったら
「何で食べなかったっちゃー!」と、
九州出身の夫婦にガッカリされたので
リベンジうどん&そば。
バスを停める駐車場から、走ってかけ上って注文しました。
なんせフェリー乗車時間は15分しかないからね。
去りゆく桜島を拝みながら
おうどんモリモリ。
時間勝負なので、おうどんに切り込みが入っていて?
早く茹でられるようになっていました。
柔らかい、ノビデンテな麺でございました。
そしてバスは鹿児島市街へと戻り、
仙巌園へと向かうのでした。
~つづく~
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