ベランダにある
大きなアマリリスが咲きました。
そして散りました。
花の命は短いねえ。
それにしてもパックンフラワーのような
迫力のある花だわ。
このアマリリスに限らず、
6枚花弁の花は往々にして
六芒星の形をしています。
タロットの勉強をされている方などはピンと来ると思いますが、
VIの数字をあてられたTHE LOVERS(恋人たち)のカードや、
IXのTHE HERMIT(隠者)の持つカンテラの中の光のかたちや、
ヘキサグラムスプレッドなどでおなじみの、
上向きと下向きの三角形が重なった、あの印です。
上向きの三角形は
男性原理・顕在意識・能動性・光・太陽・外へ向かうエネルギー
下向きの三角形は
女性原理・潜在意識・受動性・闇・月・内へ向かうエネルギー
といったものをそれぞれ象徴しています。
男と女。光と闇。善と悪。とかとか、
この世のあらゆる事物の根本原理は二極に分かれるという
いわゆる二元論がある上で、
この六芒星は
その対立原理が調和して、安定している姿を表しています。
確かに、何事においても
極端にかたよらず、対立物を否定せず、
バランスを保つ状態は理想的であるかもしれません。
最近読んでいる文献には
「対立原理の調和のシンボルである六芒星は、
この世における人間の可能性の果て。
最も完成度の高い、私たちが出来る物事を表します。」
とまで書いてある。
おお・・・
なんだかアマリリスがとっても崇高に見えてきたぞ。
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