爪痕

被災地関連の情報を見ていると、

勝手に目汁が出てくるので控えている。

節電や電力不足が騒がれている中、

用があったので夜に繁華街へ行くと、

あちこちの看板が消えていて、若干薄暗い程度。

閉まっている店も多いが、

人間の量は普段と変わらない気がする。

省エネ＋健康のため＋ギラついた街がどうなっているか見たいので

歩いて歌舞伎町へ行ってみると

まあ　若干？薄暗い程度。

たむろしている民族を見ると、

帰れ糞が。

全部消えちまえ。

とも思うが、

無事だった我々が

一刻も早く日常に戻り経済を回さなければならない。

と友人に言われたが、

言われるまでもなくそれも一理あると思う。

繊細な母は、

日を追うごとに震災の爪痕が明らかになっていた14日頃、

近所のテニスコートで

テニスに興じるたくさんのセレブの

笑い声と爽やかな汗にショックを受け、

未だにヘコんでいる。

そそくさと東京を離れる人間の情報も、

「どんだけケツ拭く気だよ！」とつっこみたくなるくらい

ペーパー買い占める人間も

「それ以上肥えてどうする！」って感じに

食料買い占める人間も

「冷静」と「無関心」を履きちがえる人間も

どうとも言いまへんが

今は一人一人が試されている。

そのヒト個人の本質が見えやすい時。

だからこそ

あ～

引きこもりたいニャ。