お友達夫婦の作品展で
恵比寿のアメリカ橋ギャラリーという所へ行きました。
ギャラリーに入ると
そこに、たくさんの人の人生が静かに並んでいました。
我の強いアクの強い人も多いでしょうけれど(笑)
それぞれの魂を模した皮のマスクで目を覆うことで
不思議と人酔いする疲れもなく
素直に人間に興味が持てました。
これはどんな人?何をしている人?
と次々に聞けば、快く教えてくれます。
情報有りと無しで見るのでは
また違う楽しみがあって、
2時間は滞在してしまいました。
本当はもっと眺めていたかった。。
展示期間の前半は、
もっと大きな等身大の写真サイズで、
90人弱の上半身で壁が埋め尽くされていたそうです。
ああ、それも観たかった。。。
私たちが行ったのは展示期間の後半。
今度は小さめのサイズを貼ることで、
「人間の普遍性」を感じてもらおう、ということでした。
ご夫婦とも、ビッグタイトルをこなすアーティストですが、
うちの父みたいなクレイジー系職人芸術家じゃなくて
人柄も魅力に溢れるご夫婦なのです。
↑ゆみちゃんの亡くなられたお母様は
ずっと身体の弱い方で、
小さい頃から10回以上引っ越して
色々な人に点々と預けられながら育ったそうです。
だから人のことをよく観察するようになってね。
「私は人が好きなの。」
とキラキラした目で語るゆみちゃんに胸を打たれたね。
お葉書も買わせてもらったわ。
↑私も母もS夫人のマスクも、ゆみちゃんの中で
それぞれのテーマがありました。
それを嬉しそうに話してくれましたが、心の宝物にしておきます。
まずは先入観なしで見るのが面白いもんね。
A RAKANに並べてくれてありがとう。
ご夫婦はしばらく海外に行き、作品も増やしていくようです。
今後の展開が楽しみだわ!
ご
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