父:「ホラあい!見てみろ庭のところに
渡り鳥がいるだろ?
有名なホラあれだよ。胸が黄色い。
名前なんて言ったっけ・・・・・
・・・・・
あ、『かみじょうさん』だ」
私:「それ朝の散歩仲間の人だよね」
父:(苦笑)「ああそうだ!ジョウビタキだ!」
有名な気がしないし
上条さん、かすってもいねぇ。
父:「カワイイなんてもんじゃねーよ
あれは僕にとってホントに敵ですよ。
庭の大事なアレを食うしよォ~~ッ」
なんかよく分からないけど
たぶん庭のピラカンサス(きれいな木の実)とかを
食べちゃうんですね、
ジョウビタキが。
父は、サバイバルの世界
狩猟採集の時代なら英雄になれたであろうほどに
トムソーヤ的な感じで
自然のもので何でも作ったりする人です。
どうやら新しいトラップを作ったらしく
自慢してきました。
非常に分かりづらくて悔しいところですが、
釣り糸にCDを結びつけて
その糸を自分の食卓のイスに持ってきて
渡り鳥が来たら
その糸を引っぱり、
CDを揺らすことで光がピカピカ反射して
鳥が逃げるという寸法です。
わかるかな~
CDが揺れているの。
温かい部屋でのんびりしながら、
鳥が来たらすぐに退治できるという夢のトラップ
母・姉・私があきれて笑っていると
さっそく「ジョウビタキ」が来ました。
父:「あれ?あれ?」
むなしく揺れるCD。
無反応のジョウビタキ。
父:「くっそぉー、ナメやがってッ!!」
大晦日に何やってんだよ。
だからさ、鈴かなにかを付ければいいんだよ。
音出した方がいいって。
だいたい今日曇りだから反射しないでしょ。
とアドバイスしておいたら、
さっき鈴がカスタム装備されていました。
今気付く私もダメだけど、
窓をガラッと開ける音で逃げるよねえ
ジョウビタキ・・・
ゴメソーヤ
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