ヘアメイクの練習台モデルをやりました。
ヘアメイクの修行中である友人Zは、大学からの友達です。
Zは食べ物でいうと、とろけるチーズみたいな子です。
感覚や発言のピントが人とズレている。
メガネも常にズレている。
少しナナメ上を向いて目をつぶって口を開けてドラムを叩くたびにズレるメガネが印象的。
大学サークルの狭い部室で、
20人以上の人間が、ぎゅうぎゅう状態でマッタリ呑んでいた時に
ブリッと音がしまして、
「ああぁ~ごめんなさいぃ~オナラしました~」
と間髪入れず自己申告したZに、心から尊敬したことは忘れません。
そんなZが脱サラ(脱OL?)してヘアメイクをはじめ、その練習台。
湧き出る不安は否めません。
今回のテーマは
「結婚式の列席者のお母さん」
だからまず髪を巻く
こってりファンデに薄紫のシャドウをのせて、
カーラーを取って、くりんくりんの巻き髪になった瞬間、
キャバ嬢を超えて四十手前の娼婦が鏡の中にいました。
いやもう口元にほくろでもあったら完璧だよ。
笑っちゃうくらい完璧に近い娼婦でした。
娼婦すぎてビビッて写真撮るの忘れました。
落ちる所まで落ちたら最終転職はこれだな。
結婚式の列席者は和服が多いので、髪をアップにする。
すると今度は四十を超えた、小料理屋の女将になりました。
だれか、着物持ってきて。
ちっちゃいドクロがいっぱいのワンピースが不釣り合いすぎて恥ずかしい。
小料理屋の女将はPSPのモンハンしながら帰りました。
結果的に友人Zはとてもセンスがありました。
ヘアメイクって眉毛ヘタな人多いけど、
色・長さ・太さ共にしっくり馴染んでいました。
髪も、ひっぱられて痛い所が全くなかった。
これからはドラムスティックをメイク道具に変えて、
たくさんの人を綺麗にしながら
メガネずらしまくってね。
コメント
四十超えたらわかる世界があるよ☆お楽しみに・・・!